2025.01.07

枝物のお手入れ方法|長持ちさせるコツと飾り方のポイント

切り花と並び、インテリアを彩る素材として人気を集めている「枝物」。季節感ある枝ものを花瓶に挿すだけで、部屋の雰囲気が一気に変わり、ナチュラルなアクセントを生み出してくれます。しかし、樹木の枝は花とは異なる特徴を持つため、正しいお手入れをしないとすぐに水揚げが悪くなり、枯れやすくなってしまいます。そこで本記事では、枝物を長く楽しむためのコツや水揚げの方法、飾り方のポイントなどを詳しく解説します。

1. 枝物と切り花の違い

1-1. 枝ものは幹が木質化している

枝物は樹木の枝を切り取ったもので、幹や枝が木質化しているのが大きな特徴です。花びらや茎が柔らかい切り花に比べ、水揚げがスムーズにいかないケースが多いので、工夫が必要になります。

1-2. 季節感のある葉・枝・果実を楽しめる

桜や梅、ユーカリ、ドウダンツツジ、スモークツリーなど季節ごとに多彩なバリエーションがあり、葉や蕾、果実などを観賞できる点が人気の理由です。

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2. 枝物を長持ちさせる基本の手順

  1. 切り口を斜めにカット
    枝の断面積を大きくするため、斜め45度程度でカットします。切れ味の良いハサミやカッターで一気にスパッと切るのがポイント。
  2. 切り口を割る・ハンマーで叩く
    枝が太い場合や木質が硬い場合は、切り口を十文字に割ったり、軽く叩いて繊維をほぐすと水揚げが向上します。ただし、強くやりすぎると繊維が潰れて逆効果になるため要注意。
  3. 水揚げ作業(湯揚げなど)
    通常の水揚げでも十分な場合が多いですが、湯揚げ(切り口を約70~80℃のお湯に数秒浸す)を行うと、樹液の固まりを溶かし、水揚げが促進されやすくなります。
  4. 枝の下葉を取り除く
    水につかる部分の葉は必ず取り除き、雑菌の繁殖を防ぎます。枝が長い場合は重心バランスも考慮し、必要に応じて葉や枝を整理しましょう。

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3. 枝物の種類別お手入れポイント

3-1. ユーカリ・オリーブなどの葉物系

  • 共通点:葉に脂や油分を多く含み、乾燥に強い
  • お手入れ:切り口の斜めカット+湯揚げ。葉の下部をしっかり落とし、水をこまめに替えると鮮度が保ちやすい。

3-2. 桜や梅などの花枝系

  • 共通点:花が咲く前の蕾付きの枝を楽しむ
  • お手入れ:切り口の割れ目を増やして水揚げを良くし、枝全体を霧吹きで保湿してあげると蕾がきれいに開きやすい。

3-3. ドウダンツツジ・スモークツリーなど枝ぶり重視系

  • 共通点:枝全体のシルエットを楽しむ
  • お手入れ:枝が太い場合は特に注意して切り口を割る。余分な分岐や葉を取り除き、花瓶や器とのバランスを重視。

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4. 飾り方のコツ

4-1. 花器の選び方

  • 縦長の花器:枝ものは高さがあるため、筒状の花器を選ぶと安定感が増し、枝のナチュラルな曲線が引き立ちます。
  • 口の広い器:横に広がる枝の場合は、口が広めの器で支えやすくしましょう。

4-2. 安定性を確保する

  • 花器の底に重り(石やビー玉)を入れる、または剣山を使うなどして倒れにくい工夫が必要です。

4-3. レイアウトや組み合わせ

  • 複数の枝をまとめて:同系統の枝をまとめて生けるとボリューミーな印象に。
  • 枝+花やグリーン:一部に生花を足し、彩りや香りをプラスするアレンジもおすすめ。

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5. 枝物を楽しむアイデア

  1. ドライフラワー化
    枝ものによっては乾燥させてドライフラワーにすることが可能。ユーカリやスモークツリーなどは特に人気が高い。
  2. アロマオイルを使ったミスト
    乾燥しやすい枝は霧吹きで保湿する際、アロマオイルを数滴垂らした水を使うと軽い香りを楽しめる(葉を痛めないよう注意)。
  3. 季節の行事との組み合わせ
    節分時期に梅や桜、クリスマス時期に針葉樹やヒイラギなど、季節行事との合わせ技で一層のイベント感を演出。

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6. よくある質問(FAQ)

Q1. 枝物の水替えの頻度はどのくらい?

  • 水が汚れやすくなるため、2~3日に一度程度を目安にこまめに水替えすると長持ちします。特に暑い季節は雑菌が増えやすいので、水替え頻度を高めると良いです。

Q2. 湯揚げするときの温度は?

  • 70~80℃程度のお湯が目安。あまり高温すぎると枝を傷める可能性があり、逆にぬるすぎると効果が出にくい場合があります。

Q3. 枝が伸びすぎた場合、どのように対処すればよい?

  • 剪定ばさみで再度斜めカットし、長さを調整しましょう。切り戻すと切り口が新しくなるため、水揚げが改善されて鮮度が延びやすくなります。

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まとめ

枝物は季節感を取り入れやすいインテリア素材で、花にはない枝ぶりの美しさや葉の質感、果実の面白さなど、多彩な魅力を楽しめます。しかし、木質化した枝は水揚げが難しい場合も多く、切り口のカット方法や湯揚げ、葉の整理、水替えなどのポイントを押さえることが重要です。枝物の種類や状態に合わせたお手入れを施し、花器や飾り方を工夫すれば、長く爽やかな枝の魅力を堪能できます。季節ごとの枝を取り入れ、自然の彩りを身近な空間で満喫してみてはいかがでしょうか。

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