花図鑑

ガーベラ

キク科/ガーベラ属
ガーベラ

原産地

南アフリカ/南アメリカ

出回り時期

オールシーズン

花言葉

神秘
崇高美
希望
常に前進

豆知識

大きく開いた花びらとカラフルな色合いが印象的なガーベラ。切り花としても人気が高く、花束やアレンジメントで一輪あるだけで一気に華やかさが増します。また、鉢植えで育てることもでき、ガーデニング初心者にも扱いやすい花として注目されています。本記事では、ガーベラの特徴や種類、花言葉、さらに育て方のポイントを詳しく解説。ぜひ最後までご覧いただき、ガーベラの魅力を存分に楽しんでください。

1. ガーベラとは?

ガーベラは、キク科ガーベラ属(Gerbera)に分類される多年草の花です。アフリカやアジアの熱帯・亜熱帯地域を中心に自生しており、19世紀後半にヨーロッパへ渡って品種改良が進んだことで、現在では数多くのカラー・形状の品種が流通しています。
• 学名: Gerbera jamesonii など
• 英名: Gerbera Daisy
• 花色: 赤、ピンク、オレンジ、黄色、白、複色など非常に豊富

2. ガーベラの主な種類・品種

ガーベラには、一重咲き・八重咲きなど咲き方の異なる品種が多数存在します。ここでは一般的に流通している主なタイプをご紹介します。
1. 一重咲き(シングルタイプ)
o 中心部のディスクフラワーが見え、周囲に大きな花びらが並ぶ最もスタンダードなタイプ。
2. 八重咲き(ダブルタイプ)
o 花びらが重なり合う華やかな見た目が特徴。ボリューム感があり、アレンジに映えます。
3. スパイダー咲き
o 細長い花びらが蜘蛛(スパイダー)の脚のように広がる個性的な品種。ユニークな印象を与えます。
4. ミニガーベラ
o 花径が5cmほどの小さなガーベラ。ブーケや寄せ植えなどで可愛らしいアクセントに。

3. ガーベラの花言葉と由来

ガーベラの花言葉には、ポジティブで明るいイメージを連想させるものが多いとされています。
• 花言葉
o 「希望」
o 「前進」
o 「感謝」
o 「チャレンジ」
• 由来
o 「Gerbera」の名前は、18世紀のドイツ人博物学者トラウゲット・ゲルバー(Traugott Gerber)の名前にちなんでつけられたといわれています。
o 太陽のように明るい花姿から、プレゼントとしても人気が高い花です。

4. ガーベラの育て方・栽培のコツ

4-1. 土壌と日当たり
• 土壌
o 水はけの良い土を好みます。市販の培養土を使用する場合は、元肥入りのものを選ぶか、腐葉土や赤玉土を適度に混ぜておくと◎。
• 日当たり
o 半日以上の日光が当たる場所が理想的です。日光が不足すると花つきが悪くなったり、茎が徒長してしまうこともあります。
o 強い直射日光が続く真夏は、明るい日陰に移動させるか、遮光ネットなどで対策すると安心です。
4-2. 水やりと肥料
• 水やり
o 表土が乾いてからたっぷりと与えます。過度な水やりは根腐れの原因になるため注意。
o 受け皿に水を溜めないようにし、常に鉢底からしっかり水が抜ける環境を保ちましょう。
• 肥料
o 植え付け時に緩効性肥料を施し、成長期(春~秋)には1~2か月に1回程度の追肥がおすすめ。
o 水やりと同時に液体肥料を薄めて与える方法も効果的です。
4-3. 植え付け・植え替え
• 植え付け適期
o ガーベラは春と秋に植え付けや植え替えを行うのが一般的。
• 植え替えのポイント
o 根が詰まってきたらひとまわり大きな鉢へ植え替えます。
o 新しい鉢に植える際は、株元(クラウン)が土に埋まりすぎないように注意してください。
4-4. 病害虫対策
• 代表的な病気: うどんこ病、灰色かび病など。風通しを良くすることで予防に繋がります。
• 害虫: アブラムシやハダニが発生しやすいので、見つけたら早めの駆除が肝心です。薬剤散布や水洗いで対応しましょう。

5. 切り花としてのガーベラを長持ちさせるコツ

1. 茎を斜めにカットして水揚げを良くする。
2. 水に浸かる部分の葉を取り除くと、水が腐りにくい。
3. 花瓶の水はこまめに交換し、茎を少しずつ切り戻すとより長持ちします。
4. 茎が柔らかいため、細口の花瓶やガーベラ専用のストローなどを使うと倒れにくくなります。

6. ガーベラデイとは?贈り物としての活用法

• ガーベラデイ: 日本ではあまり広く知られていませんが、海外では4月や5月の記念日にガーベラを贈る習慣があります。
• 贈り物としての活用: 誕生日や記念日、結婚式のお祝いなど、多くのシーンでガーベラは定番の花材です。
o 「前向きな気持ち」「感謝」の花言葉から、卒業・入学シーズンのギフトとしてもおすすめ。
o カラーバリエーションが豊富なので、相手の好みに合わせて選びやすいのも魅力です。

7. ガーベラを楽しむアレンジ方法

1. 単品で飾る
o 一輪挿しにして花の形を際立たせたり、数本を束ねてシンプルなブーケとして楽しめます。
2. 他の花との組み合わせ
o バラやカスミソウ、グリーン類など、さまざまな花材と相性が良いのがガーベラの強み。
o カラフルなガーベラを複数色ミックスしたアレンジも華やかで人気です。
3. 寄せ植え・コンテナガーデン
o 鉢植え用のミニガーベラは、ペチュニアやビオラなどの草花と合わせて季節感を演出できます。
o 玄関先やベランダのアクセントに最適。

まとめ

ガーベラは見た目の可愛らしさやカラーバリエーションの豊富さから、切り花としてはもちろん、ガーデニング初心者にも育てやすい花のひとつです。
• 明るく日の当たる場所で育てる
• 適度な水やりと追肥で健康に保つ
• 風通しを良くし、病害虫の発生を抑える
切り花としてお部屋のインテリアを彩るも良し、寄せ植えで季節を感じるも良し。使い勝手が良く、ポジティブな花言葉も持つガーベラを、ぜひ生活の中に取り入れてみてください。

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夏のお届け例
3~5種類程度の季節のおすすめのお花がいっぱい届きます。自分で選ぶと好みが偏りがちですが、初めて見るお花もあるはずです。
お花は茎が長い状態で宅配
お花は新鮮な状態を保つために茎が長い状態で水に浸して宅配されます。
お花のアレンジ方法
お手持ちの花瓶に合わせてアレンジ自由です。飾って見るだけではなく、この時間も楽しんでくださいね。
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